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【レビュー】Logicool V320 Cordless Optical Mouse for Notebooks

 ブログで写真入り記事を書くのが効率的か、試してみたいと思います。
 例によってハードウェアの検証ばかりです。あしからずや。

●はじめに
 今回取り上げるのは、2007年3月発売の無線式マウス、V320(型番:V-320SV)です。ごらんの通り、何の変哲もない3ボタン+チルトホイールマウスです。強いて言えば、ロジクールのこの時代のV系列なのでモバイル用途ということくらい。単四電池2本で、公称6ヶ月持つとのこと。なので、要件通りに電池を入れた場合、最新のM905(単三電池2本)などと比べても軽いです。

 このマウスは、一応V200の後継機種ということなのですかね?V200も単三電池2本(公称1年)でしたから、要件通りに電池を入れるとV320の方が軽くなります。まあここいら辺は評価が分かれるところでしょうか。M905もV200も実は単三電池1本で動くので、単四→単三マウンタを併用することも含めて、重さの調節ができるマウスですので。(重心がずれるのが難点。)

 あとこのマウスは兄弟機としてV450が存在します。違いは、光学センサーと電池で、V450はレーザーセンサーに単三電池2本、V320はLEDセンサーに単四電池2本となっています。V450は2006年8月発売なので、発売時期的にもお兄さんです。

 気になるお価格は、直販価格4480円、なかなかお高い水準ですね…。ついでに、これよりも1年前に発売されている多ボタンマウスのV400は5980円。半年以上前に発売された兄弟モデルのV450も5980円。モバイル用途ではないですが3ヶ月後に発売のMX620は5980円。(いずれも発売直後の価格) こうしてみると、V450・V320の兄弟は機能の割に結構強気な価格設定だと思われてきます。

 ハッキリ言って文章の説明は分かりにくいので、表にまとめてみました。

モデル発売時期センサー電池種類電池持ち直販価格その他
V2002005/8LED単三2本1年4480円先祖
V4002006/3レーザー単三1本2.5ヶ月5980円多ボタン
V4502006/8レーザー単三2本1年5980円兄弟モデル
V3202007/3LED単四2本6ヶ月4480円今回取り上げるマウス
MX6202007/6レーザー単三2本1年5980円デスクトップ用
M9052009/11レーザー単三2本4ヶ月8980円高級機

 こんな感じです。まあ下の2機種はジャンルが違うので参考程度に眺めてください。いずれも電池の持ちは公称値、直販価格は発売直後のもので、共通な点として10mの無線があげられます。


●そとがわ
v320_gaibu01.jpg
 はい、では外観です。左右対称の形状はV200から続くものですね。これなら左手でマウスを握る人にも受け入れられそうな形です。この形自身は兄弟機V450が元祖で、ロジクール社の中でヒットしたのか、内側の光学センサーやらバッテリやら、レシーバやらを変更しながら、今でもM505というマウスに継承されています。

v320_gaibu02.jpg
 マウス後ろ側。凹みの部分にレシーバを差し込むことができ、差し込むと自動的に電源が切れます。写真左側が無線のレシーバで、差し込む際はひっくり返します。


v320_gaibu03.jpg
 マウス上から。ロゴマークが「Logicool」となっているのがお分かりになりますでしょうか?実は兄弟機V450から、ロジクールが日本で発売するマウスは「Logicool」ロゴに変更されました。それまではアメリカ本社と同じ「Logitech」だったんですね。マウス業界(?)に長くいる人には言うまでもないことですが、エレコム傘下の「Logitec」と非常に紛らわしく、それが原因か日本法人はロジクール/Logicoolと称していました。V450/V320でようやく製品にプリントされるマークも変わったと。


v320_gaibu04.jpg
 前から写したもの。V200で評価していた、ホイール周りの「中指を休めるスペース」がなくなってしまいました。ホイール中指派にとって、ボタンでもない、ホイールでもない指を休ませるスペースはそれなりに意味があったんですが。

 予言しましょう。この先、ボタンがタッチセンサー化するとか、ホイールがつるつるになるとか、とにかくクリック感がなくなっていくと、かなり重要なスペースになって来ますよ。指が触れただけで誤作動されても困りますので。

 ホイールの素性は、V200と同じですね。回転させたとき、クリックしたとき、左右にチルトさせたときの感触は、だいたいV200に準じます。気に食わないのは、V320の3ヶ月後に発売された一つ下のモデルV220ではホイールにギザギザが付いているのに、V320/V450やその後継機にはギザギザが付いていないこと。何で下位モデルが上位モデルを凌駕するんですかね?ホイールのギザギザは辻々で訴えてきただけに残念で仕方ありません。


v320_gaibu05.jpg
 横から取った写真。灰色の部分はラバー素材でできており、独特の凹みもあってホールド感は非常に良好です。間を貫く白い曲線がこのマウスのアクセントですね。この部分はプラスチックで、滑るといえば滑りますが、まあ面積もそれほどではないので、特に問題は感じません。塗装していないプラスチックのうまい利用方法です。


v320_gaibu06.jpg
 マウスの裏側。のっぺりとしていて、写真に撮っても特徴を把握しにくいので、2枚撮って片方は思い切り補正をかけて見ました。ついでにレシーバを挿したときと抜いたとき、両方を撮っています。

 ここで特筆すべきは光学センサーの位置です。この場所にあると、ひっくり返して右手で握ったとき、人差し指近くに光学センサーがあることになります。私はかねてより、「光学センサーは人差し指付近か手の中央付近にあるべき」と辻々で訴えていて、このセンサーの位置は結構良い線を行っていると評価しています。

 光学センサーは不可視光線タイプのLEDで1000dpiの解像度。さすがにレーザー式のMXと比べると使えない場合があり、オフィス用の机でもマウスパッドなしには利用できないことがありました。多分ここがV450も併売されていた所以で、値段と用途で選びなさいということなのでしょう。

 他の特徴としては、2つのボタンですか。電源ボタンと電池蓋を開くボタン。電源ボタンは、レシーバを差し込めば電源が切れます。それに加えて(押しにくいですが)電源ボタンが別途用意されています。

 バラす場合、例によって底面ソール(足)をはがす必要があります。4つとも。


v320_gaibu07.jpg
 電池格納庫の蓋を外したところ。塗装前のプラスチックの色が見て取れますね。綺麗に塗装してくれるのは嬉しいですが、普通の塗装は剥がれますからね。(MX620やMX1100、VXRevolutionの塗装はなかなか剥がれないですけど。←それでもボタンにプリントされたアイコンはすぐに剥がれますね、結局。)

 特にモバイル目的のマウスだと、移動中の鞄の中で何かと接触して剥がれる可能性も大いにあります。そして色を塗った場合、剥がれると非常にチープな感じがします。色を塗る以外も、ツヤツヤ塗装なんかがされていると、指紋が目立ったり、手に汗握る展開になると滑りやすくなりますし。

 表面加工が良かったのはMouseMan Wheelでしたが、こういう中堅マウスの場合、塗装に労力をかけずに、もとの素材の色を生かしてくれた方が私は嬉しいです。

 さて、マウス中央にネジが一つ見えます。(T6) どうもこのネジ、中を見るだけなら外す必要はないような気がしました。


v320_gaibu08.jpg
 大きさの比較です。カタログスペック的には、長さ10.2cmということです。でもすぐに大きさを想像できませんよね。デスクトップ用途のMX620と、モバイル用途の上位種であるM905を、並べて撮影してみました。レシーバはMX620とV320は同じ大きさです。

 そうそう、M905のホイール・手前のボタン・LEDインジケータを取り巻く銀色の部分、これが「中指を休ませるスペース」です。


●うちがわ
v320_naibu01.jpg
 内側全景です。さすがにロジクールのマウスは内側が綺麗ですね。V200と比べて基板面積も小さいですし。シンプルなマウスの割に部品数が多く、それでいて綺麗なのは好感度高しです。

 電池側(蓋)を見ると、あら不思議。外から見ると、2本とも同じ向きに入れるので、ロジクール得意の並列繋ぎかと思っていたところ、配線を確認(黒い長い導線に注目)すると、どうも直列繋ぎみたいです。…今までやったことなかったのですが、組み立て直してから確認したところ、確かに電池1本では動きませんでした。いやぁ、バラして始めて分かりましたよ!

 電池側は接点をホットボンドで固定していたり、少し残念でした。


v320_naibu02.jpg
 コントローラチップとおぼしき半導体。AC'97のコーデックチップより小さいです。隠されていて全容の確認はできませんけど、ATMELのMEGAシリーズでしょうか。まあここいら辺は、ファームウェアを書き換えて何かしようとかそういう考えはないので、チャッチャと進みましょう。


v320_naibu03.jpg
 ホイールを外したところ。多分ホイール周りの構造はV200と同じですね。(ちなみに、LX7は左右チルトのスイッチとホイールクリックのスイッチが逆です。) 左右クリックボタンのスイッチはオムロンの「D2FC-F-7N」が使われています。V200を始めとする様々なマウスで採用例があり、VX Revolutionのような上位種にも使われているスイッチで、フィーリングに不満はありません。


●その他
v320_etc01.jpg
 はいはいはい。恒例となりましたパッケージチェックです。V200より続くテロ対策パッケージは継承されています。まるで機動隊の盾?とおぼしき堅くてそれなりに柔軟性もあるプラスチックで覆われていて、段ボールパッケージより爆発への衝撃にも耐えられそうです。テロの恐怖におびえる石油消費大国は発想が違いますね。


v320_etc02.jpg
 ただこのブリスターパッケージ、V200と比べると進化の痕が見えます。まず後ろ側に出っ張ることにより、自立できるようになりました。店頭で陳列する際、上の穴に棒を通してぶら下げる以外の陳列方法が可能に!そして「ミシン目」が入っていることがお分かりになりますか?このお陰で、ちゃんと気付けば、結構綺麗に開封することができるようになっています。一方で防御力は低下しましたね。こんなんでテロル対策は大丈夫なんでしょうかっ。

 結局中途半端というか、まさか真面目にテロ対策パッケージなんてことはないと思うので、普通に、他の製品と同じく、段ボールパッケージにした方が良いと思います…。石油製品の無駄遣いですから。


●おわりに
 こんな感じです。多分他と比べて悪い評価ではないですよね?元々の機能が少ないので、ボロが出にくい上に、それなりに値段も張るので完成度も高めることができます。なので、この4000円という値段をどう考えるかでしょう。一般的な有象無象マウスと比べるとやはり高いです。ただし、10m無線・比較的小さなレシーバ・単四の割に電池の持ちがそこそこ・握りやすいラバー素材・押し心地のよい左右ボタンなど、普段使う場所で光学センサーに問題がなければ、買って不満になることはないと思います。ただモバイル用途だと、やはり利用場所が変わるので、より廣い場所をカバーできるレーザー式の方が良いかもしれません。

 まあお値段が高いこともあり、オーソドックスなモバイルマウスとしては結構良い出来だったと評価しています。

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